29erバイクの曲がり方

Q: MTBQ&A、いつも楽しく読んでいます。
下り系の質問が多いですが、他ジャンルの質問でもよいですよね?
というわけで私にもちょっとクロカン系の質問をさせてください。

私現在ゲイリーフィッシャーのスーパーキャリバー29erに乗っています。
身長は172センチ、SMサイズに乗っています(ジオメトリーは以下です)。
http://www.fisherjapan.com/bikes/supercaliber_29_sizing.html
29erは悪路の走破性が高く、先日の王滝のガレた下りをものともせず、非常に安心感がありました。
ただ、トレイルで乗っていると気になる点があります。

それは「取り回し」。
特に登山・ハイク系トレイルではタイトターンが多くありますが、私はここを乗車してクリアできず、悩んでいます。
無理して方向転換するとトレイルを傷めるし、そうかといってタイトターンの度に降りるのもなんか面白くない。
しかもタイトターンは通常かなりの斜度で下っていることが多く、それが恐怖感に拍車をかけます。
「みんなはこんな場合どうするんだろう?」と思うのですが、
普段は一人寂しくトレイルに出かけており、手本になるような友人もいません。
もしかしたら29インチバイクのせいなどではなく、ただ単に私がへたれなだけかもしれません(その可能性、結構あります笑)。

そこで質問です。
・一般的な下りのタイトターンをうまく走り抜けるコツ
・29インチバイクで同じことをする際のコツ
・その他理論派・アサヒさんが考える29インチを乗りこなすコツ

A: ご質問にお答えしますね。
まずご了承いただきたいのが、asahiが29インチバイクでしっかりとトレイルを走った事がないということ。
特性自体は理解しておりますが、細かい部分までつっこんだ回答ができないということをご理解ください。

では、一般的なタイトターンをうまく走り抜けるコツとしまして、
フロントタイヤの通るラインを意識してあげることです。

タイトターンでありがちなのが、早く曲がる姿勢になろうとして、
フロントタイヤは出口付近まで通過してもリアタイヤが
コーナーのイン側に引っ掛かりバランスを崩してしまう。
または、まがりきれずフロントタイヤがラインを大きくはずれてしまう。

要は、リアタイヤが通るラインが悪いからなのですが、
リアタイヤの位置をコントロールするのってとても難しいですよね。
タイトコーナーでのリアタイヤの位置は、フロントタイヤよりも内側を回ろうとします。
内輪差ってやつですね。

それを考慮して曲がってあげればリアタイヤがしっかりとラインを走ってくれます。
具体的には、コーナーの入り口でフロントタイヤをなるべくアウト側に寄せることです。

例えば右コーナー
直線で右に寄っておき、進入手前でフロントタイヤを左に一回ふってから
右に曲がるようにします。
ポイントは、直線で右に寄ること。
右コーナーなのに右に寄ってしまうの?
とお思いかもしれませんが、右に寄る事で、フロントタイヤを左にふり易くなるのです。

このことを29インチバイクに当てはめても、同じ事が言えます。
とくに小回りの効かない特性なので、有効な曲がり方になると思います。
もし上手く曲がりきれない様だったら、フロントタイヤを左にふったあとの、
フロントタイヤの通るラインをコーナーのイン側ギリギリに寄せる必要があると思います。

最後に、29インチバイクを乗りこなすコツですが、
どんなバイクでも長所、短所がありますが、
この29インチバイクはその差がハッキリと現れているモノだと思います。

長所は、トラクションのかかりの良さだったり、直進安定性、走破性、 スピードの保持力などがあると思います。
短所は、小回りが効かない。これが特に強く現れていると思います。

なので、走るコースも適材適所があると思います。
それでも、どんなところも29インチバイクでいくとなれば、 短所をライダーがほどほどにカバーできるようになるしかないと思います。

短所である、小回りの効かない特性は、26インチバイクに乗っているよりも
早くコーナーリングの動作に入ることでしょう。
それでも、限界はあると思います。

ある程度曲がれるようになったら、
短所は気にせず「曲りにくい〜」って叫びながら走りましょう(全然理論派じゃない、笑)
それよりも長所で恩恵を受けれる部分が多々あると思うので、
長所を存分にいかして、トレイルを楽しんでください。

実際にトレイルで29インチバイクで走る機会がありましたら、
その後またレポートしたいと思います。

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