2007 MTB全日本選手権

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東北遠征第一弾!秋田田沢湖、全日本選手権に参戦してきました。
だらだらと長いレポートです。
おヒマなときにでもどうぞ。


田沢湖でMTBレースが開催されるのは、初めてではないが
今回から新しいコースによるレースとなるため、出発前からどんなコースなのかと期待が高まる。
決勝日の2日前になる木曜日に現地入り。
夜通し高速走ってきたため、現地についたころには眠気マックス!
とりあえず基地となるテントを張りバイクを軽く整備をして受付開始までまったり。
テックイン弐組参組の子達は、新しいコースを歩いて見に行ったが、asahiは撃沈して昼寝。
一時間くらい寝て結構スッキリ。
人間寝ること大事だね。
受付済ませて、ウェアに着替えていざコースへ。
ここは、ゴンドラやリフトでスタート地点まであがるのではなく、トラックにバイクを積み込み、バスにライダーが乗ってスタート地点まであがる。
地元のおっちゃんがいい感じに秋田弁喋りながら、元気に出迎えてくれる。
初めてのコースだし、ダウンヒル2週間ぶりってことで、だらーっと1本走る。
ストレートとバンクの着いた高速コーナー、短いシングルトラックにドロップオフなどなど、比較的スピードが高いが、メリハリがありかなり楽しい。
短いコースで、決して難しいってコースではなく、どうタイムをだすかが悩みどころ。
とりあえず、コースに慣れることから始めて、徐々にスピードアップ。
2週間ぶりのダウンヒルにしては気持ちよく走れている感じ。
ある程度走りがまとまってきたところで、練習終了。
練習2日目
朝から雨が降りそうな空模様。予報では午後から
しかーし、ご丁寧に練習前から雨が降り始めた。
前日までの、パサパサで滑る路面から一転してにゅるにゅるでスリッピーな路面へ。
スリッピーでも、各コーナーにバンクなど、滑るタイヤを当てられるモノがあるので、
転倒する事はなく、滑りを楽しみながら走れる。
幸い、雨が午後前には止み始め、路面コンディションはどんどん回復していった。
昨日のドライコンディションよりも走り易い気も。
練習時間のシメは、タイムドセッション。
コケないように、安全なスピードで走り、トップから15秒くらい遅れて24位
決勝日はもう少し頑張らないと予選落ちの可能性も・・・
決勝日は雨の確率がかなり高いらしい、久しぶりの雨レースとなるか!?
決勝は予報が外れ、曇り空。
前日までの練習でなまった身体は結構疲れていたので、試走を一本で終了。
その試走で、練習日に試せなかったドライ用のタイヤのセットをためして、
思った通りの感じだったので、予選はそれで行くことに。
フロントはタイオガ ホワイトタイガー2.5
リアはファクトリーDH Pro 2.5
予選は昼過ぎのスタート。
なんどレースをしても、どんなテンションでも
スタート前というのは緊張する。
軽い緊張の中、コケないようにスムースに走る事をイメージして予選スタート。
がしがしペダリングを入れたい所だが、
力み過ぎて走りがばたついてしまいそだったので、
ペダリングはそこそこにプッシュプルで一生懸命合わせて行く。
ミスらしいミスといえば、後半のコーナーが連続するセクションで
バンクに乗り切れずアウトの草の中に入ってしまった事くらい
後は上手くまとめて走りきった。
タイムはトップから17秒くらい遅れて2分28秒の29位
予選通過ギリギリだった。
抜き過ぎたかもしれないが、
まぁ予選を通ったということで良しとする。
決勝までにあまり時間がなく、
身体を休め決勝の用意をしていると、空がなんだか怪しい感じ。
今にも降り出しそうなんて思っていたら、
パラパラと雨が・・・
決勝1時間前の出来事
パラパラ程度ならドライタイヤでも行けると思っていたが、
どんどん雨が強くなる。
路面の色が変わりだしているので、急いでタイヤをマッド用に変更。
急な雨だったが、
濡れた路面で走った練習日、後半のコーナーのセクションが滑って楽しかったから
なんだか、決勝でも楽しめそうな気分。
スタート地点へファンライド気分で向かった。
無理してコケるのもやだから、落ち着いて路面を見極めながら走ることをイメージ。
もちろん後半はケツをぶりぶり流して楽しむこともイメージしてスタート。
やはりというか、当たり前というか、かなり滑る。
草のが生えているストレートや逆バンクのコーナーなどひやひやモノ。
それでも、上手くスピードを乗せながら先へ進む。
そしてお楽しみの後半のコーナーセクション。
っと思ったら、予想以上に滑るじゃないの。
硬い路面の上の土を掃除するように走っているらしく、
(決勝は予選のタイムが遅い人からスタートするため2番目スタート)
毎コーナー、又裂きの刑状態!?
すべるすべる。
それでもなんとかこけずに持ちこたえ、こける事無くゴール。
トップから19秒遅れて21位でレース終了。
あまり練習して無かったため、無理せずレースをこなすことを目標としていたので
その制限の中では上手く走れたのではないかと思う。
もう少しスピードをつけた練習をして、次回のウィングヒルズ白鳥では
元気よく走りたいと思う。