MTBはじめの一本 はみだし(でも重要)

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次回はXCやトレイル向けのことについてなんて書いておきながら、ちょっとはみだしです。
今日は、フレームサイズを選ぶときに注意したいポイントを1つ、“さらりと”書いてみようと思います。


図はリジッドフレームを横からみた所です。
赤い点線と青い点線が、今日のポイントです。
カタログに書かれているフレームサイズの表記は、
青い丸と下の赤い丸を結んだ部分のサイズのことを表しています。
要は、サドルに座ったときに、地面に足がどれくらい着くか?
ペダルまでの距離をどれだけ調整できるか?
っということを予測するための数値ですね。
それはとても重要なことなのですが、
それだけでは、ちょっと甘い。
買ってからサイズが合わない・・・
乗りづらい・・・
なんてことにならない為には、点線の部分をポイントとしてみると良いと思います。
バイクに乗っている時は、サドルに座っていても、ペダルの上に立って乗っていても
手でハンドルを握っています。
なので、サドル(フレームだけだと青い丸印ね)からとBB(ボトムブラケット、赤い丸印ね)からの
ハンドル(フレームだけだと、右の赤い点ね)までの距離が大切なのです。
サドルに座って乗るのは、距離を走ったり、ゆったりポタリングしたりする場合。
だから、いっぱいコギたい人は、青い点線が重要になってくるのです。
そして、山道を積極的にバイクを走らせたり、ダウンヒルを楽しんだり、公園トライアルやストリートなどなど、バイクを操ることを楽しみたい場合は、ペダルに載せた足からハンドルまでの距離が重要になってくるのです。
とくに、身長の低い人は、この距離が短い方がポジションの自由度が高くなりますよ。
さぁ、これでサイズ選びもばっちり。
さて、後はカタログの後ろのほうにある、“ジオメトリー表“(フレームの各部の長さを記載した表)を眺めたり、実際に店舗に行って、バイクに跨がらせてもらったりして、
その辺りを気にしてみましょう。