ALUTECHに乗ってみた

ALUTECHに乗ってみた


先日高峰へ行ったときにたまたま試乗会を開催されていたので
乗らせてもらったALUTECH Keiler DH WorldCup
せっかくなので、どんなバイクだったのか簡単に感想でも。



日本ではまだ馴染みがないが、ヨーロッパではこだわりあるモノ作りをしている老舗ブランドらしい。
試乗させてもらったバイクは、4バーリンクを採用したリアサスペンションで構造としては古いタイプではある。
しかしながら、ドイツでハンドメイドされるバイクだけあって、各部の作りはしっかりとしていて作りこまれたフレームであることを感じられる。

ジオメトリーは、最近のワールドカップのレーサーが乗るバイクと比べるとホイールベースがコンパクトで、リアセンターとフロントセンターのバランスは、ややフロントセンターが短い。
BBは高からずでちょうどよい感じ。

平坦な場所で乗ってみると、ペダリング、ハンドリングともにイメージ通り。
シンプルな作りのバイクは、非常に分かりやすく乗りやすい。
ペダリングはややキックバックが強く、かっちりとしている。
ハンドリングは素直で、操作に対してスムースに反応してくれる。
ヘッドアングルが寝ていて直進安定性の強いバイクとは対極にあるような操作性だ。

試乗車のセッティングは、路面に張り付くようなセッティングになっていたが、
リアサスペンションのストローク感があり、サスペンションユニットのFOX RC4とよくマッチしていた。
RC4のセッティングの幅を考えると、いかようにも変化させられる感じもある。

実際に下りに入るとその安定感、グリップの限界の高さに驚いた。
もっとハイスピードなコースで走らせてどの程度までいけるのか試してみたくなった。
乗り始めの違和感としては、フロントセンターの短さ。
やや前のめりな感じを受けたが、乗る位置が決まってしまうと少ない前後動で
荷重のコントロールができた。

コンパクトなつくりなので、シングルトラックでも取り回しは良いし、
ラグジュアリーとも言えるしっとりしたショック吸収性に心地よく下れた。

少し攻める走りをしてもバイクの軽さがいきて、しっかりと反応してくれる。
ただベタッと路面に張り付くだけではなく、抜きたいときは抜けるし、安定させていたときは安定する。
自分の動きに対してとにかく素直に反応する優等生なバイクだ。

値段は高価ではあるが、手作りされたバイクを購入するということと
操作性とショック吸収性の良さはそれだけの価値があると思う。