ウェットコンディションで気をつけていること

梅雨らしい毎日ですね。
今週は富士見に行けませんでしたが、雨で滑りやすいコンディションだったのではないでしょうか。
そんな時、サスペンションのセッティングで気をつけていることは?

路面がどうなのか?
それが重要です。

路面が硬いの柔らかいのか
ドロが重たいのかシャバシャバなのか

それによってコンプを変えるか、リバウンドを変えるかという基準にしてます。

シャバシャバのときはドライの時と変わらない事が多いです。
もしくは、コンプを掛けてより硬めたりもします。
そうすることで、水や柔らかい土の抵抗に対してサスが微妙に反応してしまうことを防ぎ
スピードを落ちにくくさせます。
ロー側を調整できる場合はロー側を強めたほうが良いです。

路面が硬くツルツル滑りやすいときが難しいです。
コンプはドライのときよりも弱くした方良いのです。
ロー側のコンプを調整できるサスの場合はロー側を弱くした方が良いです。

リバウンドは走らせ方によって、強めたほうが良い場合と、弱めたほうが良い場合があるので
両方を試すほうが良いと思います。
富士見のA’など、岩や木の根の多いセクションでは、バイクがピーキーに動くと安心して走れない場合があると思います。
そんな時はリバウンドを強めに掛けてあげて、バイクの動きをゆったりさせることで、荷重が伝わりやすくなる場合があります。

これはレースをする人向けの話になりますが、
土が重たいとき、これは極端なセッティングを試してみます。
コンプを強めて、リバウンドは弱める。
少しでも前に出るようなセッティングにして見ます。
スプリングを硬くできるなら、硬くしてみる。

これが全てじゃないですが、
ウェットコンディションの時にはこんな事を軸に考えてセッティングしてます。

ウェットで走るのもバイクコントロールが楽しいですが、
早く梅雨が明けてくれたほうがよいですね~

post by Masahiko Asahi