よく動くサスペンション!?

reaps20070613.jpg サスペンションが良く動いてくれると、細かい振動まで吸収してくれて
きもちよ〜いライディングができますよね。
しかし、そればかり気にしすぎると、と〜っても乗りにくいバイクになってしまうので
要注意です。


特にリジッドフレームにありがちな、サスペンションセッティング。
リアサスがないばかりに、フロントサスにたより過ぎて、とにかくサスペンションを
動くようにセッティング。
細かい振動もソフトにと、スプリングも柔らかめ。
こうセッティングするとどうなるか?
平地での乗心地はよくなっても、下りでサスペンションが大きく沈み込んでしまい
フロントが下がり過ぎて、怖い下りが余計に怖くなってしまいます。
サスペンションが沈み込むので、ヘッドアングルが立ち気味になりハンドリングが
クイックにもなるので、ふらふらと落ち着かない操作性になってしまいます。
登りでも、ペダリングの度に余計にフロントサスが沈み込んでしまいます。
ロスすることばかりです。
サスペンションセッティングの第一歩とも言えるスプリングのセッティングは
体重にあったモノを選び、柔らかくするなら、あまり過度に柔らかくしない方が良いのです。
よく動くサスペンション=ソフトな乗り心地とは別と思った方がいいですね。
適切なスプリングの硬さと適度なダンピングを効かせるほうが、よっぽど衝撃を吸収してくれて乗り易いセッティングになるはずです。
サスペンションが着いているから、手に振動がこないなんてことはありませんから。
どうしてもソフトな乗心地にしたいのなら、ある程度ストロークに余裕のサスペンションを
装着するのがよいでしょう。
しかしながら、リジッドフレームでは、推奨されるフロントサスペンションのストローク量もあるので、そこから大きくはずれてしまうのも問題です。
そもそもオートバイなどと違い、バイクの重量よりライダーの体重の方が重いので、
本質的なソフトな乗り心地のセッティングというのは、難しいものなのです。
ショートストロークのサスペンションでどうしてもソフトな乗心地を求めるなら、
ダンピング(特にコンプレッション)が効いたモノなら、スプリングを柔らかめにセットする
ことも可能です。
SPVなどプラットフォームバルブにより低速側(サスペンションがゆっくり動く時)のダンピング
が強よすぎると逆に乗り心地が悪くなるので、注意しましょう。
低速側のコンプレッションダンピングを調整できるサスペンションなら、
低速側を微妙に掛けて、リバウンドを少し早めにしてあげる。
高速側のコンプレッションダンピングも少し掛けてあげる
こうすると、乗り心地と操作性を上手く両立する事ができます。
最初にスプリングのセッティングをしてから、
1度もスプリングのことを考えた事がないのなら、ちょっと考えてみましょう。
特にエアサスを使用しているなら、セッティングが簡単なので、すぐにでも
試してみましょう。
いつものトレイルがもっと楽しくなるかもです。